EQ研究レポート2

研究室 大町です。

今回のレポートは一年ほど前に購入したShure SE215 Special Editionについて。

イヤホンは有線に限る

私は以前リスニング用はワイヤレスイヤホンを主に使用しており、Apple製AirPods 2、AirPods Pro、Beats製BeatsStudio3、Power Beats Pro を好んでリスニング用に使用していましたが、一年ほど前に有線イヤホンが必要になり、手頃なものを探していたところ、Shure製SE215 Special Editionを発見しました。

私はそのトランスルーセントブルーに魅せられポチッ。

そして届いた製品をわっくわくで開封しました。

いざ試聴してみると、その素晴らしい量感、遮音性能に驚きました。
しかし、何かがおかしい。

そう、これはSpecial Editionなのです。低音が強化!と商品ページにも書いてありました。そしてそれこそが最大の欠点となったのです。



使い物にならないほどの低音

私は商品ページを隅から隅まで読んでから購入するタイプの人間なので、確認不足ということではありませんでした。低音強化か、へぇ〜、ドライバーが違うのだろう、くらいに考えて買ったわけです。

そして実際に使用した際にドライバーはもとより、低音強化というのは意図的にチューニングされたEQのことであると気づきました。

ドライバーの質は良い方だと思うので、私はこのイヤホンをどうにかして美味しくできないかと試行錯誤を重ねました。

そしてこのイヤホンが本領発揮できる方法を見出したのです。
低音強化イヤホンで低音を減らす。空気感が良い。良質なドライバでクリアな低音を出力しているにも関わらずEQで削ってしまうという背徳感、贅沢です。


iPhoneにもEQはあるのですが、残念ながらメーターではなくプリセットのため、低音を減らす、とかにしておくと丁度良い。
AndroidとかEQ調整機能付きの音楽プレーヤー等であれば好きなだけ弄れるのでそっちのほうが良いんですが。

無事美味しくなったSE215 Special Edition。
モニターには勿論使えませんが、リスニングには良いですね♪


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